今までのものづくりのプログラムはWindowsのようなOSがないです。
OSレスでずっと動かしていました。しかし携帯電話のような動きをする辺りからものづくりのプログラムもWindowsのような動きをさせるためにOSが必要になりました。
でも、Windowsのようなメモリが高くて使えないことやCPUの能力がなかったのでリアルタイムOSという必要最低限のOSを使うのがものづくりの現場での現状です。
しかし、最近はARMという高性能で低消費電力でかつコストも安いCPUが出てきたので状況が少しずつ変わってきています。
しかも、USBやインターネットに繋がる機械が増えているのはTVやデジタル家電を使っていると感じると思います。
LinuxベースのOSで動くラズベリーパイ
この三年くらいでラズベリーパイという小さくて低価格のパソコンが普通の人でも使えるようになりました。
この事から趣味でロボットを作ることもデジタル家電を作る環境が整いました。
ラズベリーパイはラズビアンというLinuxベースのOSで動くパソコンとして十分使える能力のある基板です。
ラズベリーパイは7000円以下で変えてモニターとキーボードマウスを繋ぐことでパソコンとして使えるので世界中でとても話題になりました。
このようなパソコンが出てきたことによってものづくりの現場でもラズベリーパイを使って機械を動かす動きもあります。
でも、自分達で設計する方が安くて必要な機能だけで構成できるので基板を自分たちで設計するのが一般的です。
Linuxのメリット、デメリット
Linuxは、フリーのOSでasis(アズイズ)という感じで心意気のある人たちのお陰でなりたっています。この部分がメリットですかね。
そのため、ものづくりの現場で使うための動作確認と動きの保証がとても難しいのでLinuxをものづくりの現場で使うのは一部の品質を保証する必要のあるところではなかなか採用が難しかったです。 どうしてもの時は有料のLinuxを提供している会社を利用することが多いと思います。
でも、最近はルネサスのようにlinuxの動作を保証しようと考えるICメーカーが出てきたのでものづくりの現場でLinuxを使って開発機感を短縮する動きがふえるとおもいます。
Linuxを使ってみるのがおすすめです。
この機会にubunntuを使ってみるのはいかがでしょう。