ものづくりをする仕事は3dプリンター、電子回路設計、プログラムができるとデジタル家電は比較的小さな企業でも作れる環境が整ってきています。
ものづくりの動きのもとになる電子回路は専門的な知識があればなお良いですが小学校の電球を光らせたり、電子工作でモーターを動かした経験の延長線上でなんとか作ることが出来るようになってきました。
その理由はパッケージ化されていて必要なほとんどの機能が1つのICのなかに凝縮されてきました。そのため仕様書を理解する力とオームの法則でなんとかなることが増えてきました。その事に加えて電子回路のシミュレーターの性能が上がってしまいました。今や無料で電子回路のシミュレーターをゲットすることができます。 私がおすすめするがLTspice です。
LTspice の使い方
LTspice は次のところで無料でダウンロードできます。
LTspice はアナログICのシミュレーションモデルを持っていて現実のICの特性をある程度考慮に入れることができる電子回路のシミュレーターになります。使い方はとても直感的な操作でできるので慣れたら比較的使いやすいと思います。具体的な使い方はLTspiceの公式ホームページに資料があるのでそちらを参照してもらうとしてここでは概略の使い方を紹介します。
LTspice 操作手順の概略
- LTspice を起動する
- 新規ファイルを作成する
- ICを選択する。
- 必要な部品をLTspice 上に配置する
- 線でIC同士を接続する。
- 電源を配置して回路に配線する。
- 電源電圧の条件を電源のプロパティーで設定する。
- プローブをみたいポイントに設定する。
- シミュレーションボタンを押してシミュレーションを開始する。
ざっとこんな感じです。
後は習うより慣れろと言う感じですかね。