イルミネーションが輝き、恋人たちが楽しく過ごし、どちらかというと25日より24日の方がワクワクしてしまうクリスマス。
しかし、クリスマスの起源やプレゼントの意味、クリスマス本来の過ごし方を調べると日本とは全く違うことが分かります。
気になったのでクリスマスの本来の過ごし方について調べたことについてブログ記事にしました。
- クリスマス本来の過ごし方は?
- クリスマス本来何をする?
- クリスマスの本来の意味と起源
- クリスマスイブの本来の意味
- サンタクロースの本来の意味
- 日本にクリスマスが広まった背景
- クリスマスの意味を知ると日本のイベントはやりすぎ?
- まとめ
- ブログ後記
クリスマス本来の過ごし方は?
クリスマス本来の過ごし方は、キリスト教者の人が教会に行って神父の話を聞いたり聖書を読んだりします。
キリスト教ではない人たちも、クリスマスになると教会へ行ってミサに参加したり讃美歌を歌ったりします。
また、自宅では家族や親せきが集まってお祝いをします。
一方、日本のクリスマスというと・・・
恋人達がイルミネーションを見に出かけたり、プレゼント交換をしたりする日となっていますね。
クリスマス本来何をする?
クリスマスは、イエス・キリストの降誕祭を祝う日です。
毎年12月25日に世界中で行われており、多くのキリスト教の諸教派がイエス・キリストの降誕を祝うミサを盛大に行います。
しかし、意外なことにクリスマスはイエス・キリストの誕生日ではありません。
実際には、古代ローマ帝国で生まれたイベントが由来とされています.
この日は、社会に浸透していた伝統的な冬至のお祭りを吸収していったものです。
クリスマスは、家族や恋人と楽しく過ごす冬のイベントとして広く楽しまれています。
クリスマスツリーやデコレーション、サンタクロースなどもそのシンボルとして親しまれています🎄🎅🎁。
クリスマスの本来の意味と起源
もともと、クリスマスはイエスキリストの誕生をお祝いする日です。
「じゃあ、キリストの誕生日が12月25日なのか?」というとそうではなく、聖書の中ではキリストがいつ誕生したのか明確には記されていません。
ただ、キリストの誕生と太陽の再生を祝う冬至が融合されたものがクリスマスの本来の意味とされています。
クリスマスの字の由来については、クリスマスは英語で書くと「Christmas」と書きますが、これはキリストの「Christ」とミサ「mass」が合体したものです。
クリスマスイブの本来の意味
また、日本ではクリスマスよりもクリスマスイブの方がワクワクする人も多いかと思いますが、そもそもクリスマスイブの「イブ」は「evening(イブニング)」のこと。
つまり、「晩」という意味になります。
そのため、クリスマスイブの本来の意味はクリスマスの晩ということ。
キリスト教では、日が沈むと1日が始まると考えられていたので、クリスマスイブは12月23日16時~24日16時頃までなのです。
そして、クリスマスは12月24日16時~25日16時頃までということですね。
サンタクロースの本来の意味
子供が一番楽しみにしているサンタクロースにも意味があります。
サンタクロースは本当に実在していた人物で、現在のトルコ当たりに実在しています。
名前は「ニコラス」という司教で、お金に困っていた貧しいお家をクリスマスの日にまわり、お家の煙突から金貨を投げ入れていました。
そして、ニコラスが煙突に投げ入れた金貨が、靴下の中に入っていたのだとか。
この逸話はオランダに受け継がれ、オランダ人がアメリカのニューヨークアムステルダムを建築する際に一緒に渡ったとされています。
この一連の神話を「Sinterklaas(シンタクラース)」と呼ぶのですが、英語の発音に直される内にサンタクロースと呼ばれるようになったというわけです。
日本にクリスマスが広まった背景
では、日本ではクリスマスがどうやって広まっていったのでしょうか?
日本では1549年にフランシスコ・ザビエルが日本に上陸した時に広がったと言われています。
サンタクロースの絵が登場したのはもっとずっと先で、1900年に日曜学校の教科書に『さんたくろう』(三太九郎)という本の表紙として登場しました。
そして、その4年後(1904年)には銀座にあるキリンビール明治屋でイルミネーションが初めて点灯され、1910年にはペコちゃんで人気の不二家がクリスマスケーキを作りました。
また、1927年になると大正天皇祭として12月25日が祝日に変わったことから、さらにクリスマスが日本中に浸透。
今では、一般家庭でも当たり前のようにクリスマスがお祝いされるようになりました。
クリスマスの意味を知ると日本のイベントはやりすぎ?
日本では、クリスマスというと恋人の喜ぶプレゼントを渡したり子供が寝ている時にこっそりおもちゃを靴下に入れておいたり・・・などの風習がありますね。
しかし、クリスマスの由来などを確認してみるともと、もともとは貧しい人に向けて金貨を投げ入れていたのが本来のプレゼントの意味だということです。
このように、クリスマスというのは元は神聖なものだったはずです。
「今年のクリスマスは静かにお祝いしようかな」ということでもありませんが、気が向いたら日本にある教会のミサに参加してみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
クリスマス本来の過ごし方は、教会に出かけて聖書を読んだり讃美歌を歌ったりします。
キリスト教以外の人も教会に出かけていくので、日本でもクリスマスの時は教会に行ってみるといいかもしれませんね。
また、日本では「クリスマスイブ=24日・クリスマス=25日」と当たり前のように考えられていましたが、元はクリスマスイブの日にちも少し違うことを説明しました。
キリスト教の考えを元にすると、クリスマスイブの日にちは12月23日16時~24日16時頃でしたね。
なんだか、日本はただクリスマスやハロウィンを「楽しむイベント」というくくりだけにしてしまう風習がありますよね。
このようなルーツを知ると、日本がお祝いだけに囚われていることを少し恥ずかしく思うのは私だけでしょうか?
せっかくなので、意味を知った上でお祝いしたいものですね。
ブログ後記
無宗教の日本人にとってもクリスマスって年末の特別な行事ですよね。
でも、クリスマスの本来の過ごし方ってどんな感じなんだろう?と感じました。
なので、調べてブログ記事にしてみました。
クリスマスの本来過ごし方を今年は取り入れてみようかなぁ〜と感じました。
教会の前を通ってみます。