芸能人の方が「私は洗顔しない方が肌の調子がいい」と発言すると、「洗顔しない方が美肌になれるのか!?」なんて思ってしまいがち。
でもこれは間違いです。
芸能人が言う「洗顔しない」は「洗顔フォームを使わない」ということ。
つまり、ぬるま湯で優しく汚れだけ落としてるっていうことなんですよね。
本記事では、「洗顔料が必要ない」と言われる理由や洗顔しない方がいい人はどんな人なのかをご紹介します。
洗顔料は使わない方がいいと言われる理由
そもそも、どうして洗顔料が必要ないと言われるのか?
その理由は、洗顔料によっては私達の肌にある必要な油分まで落としてしまうからです。
私達の肌には、常在菌がバランスをとりながら、皮脂が潤いをある程度保っていますよね。
この常在菌と潤いがあるからこそ、私達の肌はバリアされて外敵からの刺激を受けても炎症しにくくなっているのです。
しかし、洗顔料を使って洗顔して油分を落としてしまということは、このような良い常在菌や潤いまでなくしてしまう可能性があります。
これでは、花粉やホコリに敏感に反応してしまう、荒れやすい肌になってしまいますよね。
そのため、洗顔料は使わない方がいいと言われているのです。
朝は特に洗顔料の必要がない
特に朝に洗顔料は使わない方がいいと考える方は多いものです。
それはなぜかと言うと、朝の洗顔はメイクを落とす必要がないからです。
夜寝ている時に肌についた汚れや皮脂を軽く落とせばそれで済んでしまうわけで、ゴシゴシ洗わなくても肌はキレイな状態になっているはず。
だから、朝に洗顔料を使わないという方が多いのです。
実際に、私の実家の母も朝は洗顔料ナシで洗っています。
そして最近、クレンジングの肌への刺激も考えて、メイクは洗顔料で落とせるメイクに変えてしまったため、夜もクレンジングを使わなくなりました。
このように、少しずつ洗顔やクレンジングを使う回数を減らしていった結果、最近はとても肌の調子が良いと言っています。
「肌がベタベタしないの?」と思うかもしれませんが・・・
実家の母の肌を見る限り、ベタベタ感も一切なく、むしろツルツルしています。
“やっぱり洗顔料って結構刺激になるのかも?”なんて私も思ってしまうくらいです。
洗顔しない方がいいのはどんな肌質?
では、洗顔フォームを使わずに洗顔しない方がいい肌質ってどんな方なのでしょうか?
結論から言うと、洗顔料を使わない方がいい肌質は、乾燥肌や敏感肌、年齢肌の方です。
乾燥肌の方は普通の肌の方よりも油分が少な目ですね。
だから、朝に洗顔をしてしまうと余計に油分がなくなってしまい、お化粧をした時にも粉を吹きやすくなってしまいますい。
そして敏感肌の方も、洗顔料に含まれる成分の刺激で肌が余計に敏感になる可能性があります。
特に敏感肌の方は、成分の合う合わないがつきものです。
成分が合わなかった場合は、ひどいと皮膚科に通わなくてはいけない状態にもなりかねません。
そのたね、敏感肌の方は出来るだけぬるま湯だけで完結するような汚れの落とし方をすることが望まれます。
最後に年齢肌の方も洗顔料は使わない方がいいです。
私達の肌って、25歳をすぎると色々な潤い成分が一気に減少し始めるんですよ。
だから、今まで乾燥肌ではなかった方でも乾燥に悩みやすくなります。
そんな時に洗顔料をガッツリ使ってしまうと、余計に乾燥がひどくなってしまいます。
洗顔料を使わない肌ケアは美肌になることも!
このように、洗顔料を使わないケアをしていると、実はアンチエイジングにもなっていることがあるのです。
どうして洗顔料をしないとアンチエイジング効果が期待できるのか?
それは、洗顔料を使わないことで乾燥肌が改善しやすくなるからです。
そして、乾燥肌が改善しやすくなると、ターンオーバーも正常化→肌バリアを守る力が高まって肌トラブルが起きにくくなるからです。
今まで、小さな吹き出物や炎症に悩んできた方も、洗顔料を使わない生活をすることでトラブルフリーの肌に近づけるなら、とてもありがたいですよね!?
洗顔料を購入するお金も浮くし、肌質も元気になるなんて・・・一石二鳥ではないでしょうか!?
まとめ
私達の肌は朝と夜に毎日行い、汚れやメイクを落とす必要があります。
しかし、洗顔料については使わない方がトラブルフリーの肌になれる可能性があります。
もしも、「乾燥肌で悩んでいる」「敏感肌で肌トラブルが絶えない」「老化で乾燥が進んできた」などの悩みがある方は、朝の洗顔をぬるま湯だけにしてみてはいかがでしょうか?
もしろん、美肌を実感するまでに即効性はありませんが、継続していると肌質が変わり始めて、トラブルが起こりにくい肌になっている可能性があります。
自分の肌には、洗顔料が刺激になっているのではないかと思っているなら、明日の朝だけでもぬるま湯に変えてみるといいかも!