芸術の分野で凄い嬉しいニュースがありましたね。
青森県三沢市出身の指揮者の沖澤のどかさんが若手指揮者の登竜門と言われているフランスのブザンソン国際指揮者コンクールで優勝されました。 同コンクールで日本人指揮者の優勝は2011年以来だそうです。
2019年9月21日に世界中から集まった参加者300人の中から3人(フランスと中国の出身者)に残ったそうです。
決勝で、課題曲が、2曲でシュトラウスの交響詩 死と変容と他1曲です。
当記事は沖澤のどかさんについて紹介します。
沖澤のどかさんの出身学校は?
沖澤のどかさんについて当ブログで調べた事について紹介します。
沖澤のどかさんは青森県三沢市出身です。
1987年生まれ
青森県立青森東高等学校 卒業
東京藝術大学音楽部指揮科 卒業 修士課程修了
ドイツのハンス・アイスラー音楽大
学ベルリン修士課程オーケストラ指揮専攻在学中
お姉さんは、プロチェロ奏者の沖澤直子さんです。
沖澤のどかさんのコンクールの優勝歴は?
【ダイジェスト】第18回東京国際音楽コンクール<指揮>2018年
2018年 東京国際音楽コンクール 指揮部門で女性として初めて優勝されました。
実力は日本で1番である事が証明されています。
他には第7回ルーマニア国際指揮者コンクールにて第3位受賞されています。
ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝って凄いの?
ブザンソン国際指揮コンクールは国際的に評価の高い指揮者のコンクールとして知られています。
過去には小澤征爾さんや佐渡裕さんも優勝されています。
実は、国際音楽コンクール世界連盟に加盟している指揮コンクールは、非常に少ないです。
2019年現在に登録がなされているのは、東京国際音楽コンクールとフィテルベルク国際指揮コンクール、バンベルク・マーラー国際指揮コンクール、トスカニーニ国際指揮コンクール、ブザンソン国際指揮コンクールの5つだそうです。
その5つの内で2つ優勝するのはやはり凄いことです。
• FINALE DU 56e CONCOURS •
— Festival international de musique Besançon (@FestBesancon) September 21, 2019
Nodoka Okisawa (Japon, 32 ans) est la lauréate du « Grand Prix de Direction » du Concours, des "coups de cœur" du public et de l'orchestre 🔥
Félicitations à Victor Jacob, "mention spéciale" et à Haoran Li, 3e finaliste 👏🏽
➡️https://t.co/ty9ahhHrxh pic.twitter.com/pPzotL1g5L
ブザンソン国際指揮者コンクールの過去の優勝者を紹介します。
- 1951年 (第1回): ラインハルト・ペータース
- 1952年 (第2回): ジャン・ペリソン
- 1953年 (第3回): ペーター・トラウンフェルナー
- 1954年 (第4回): ピエール・シャイエ
- 1955年 (第5回): イェジー・カトレヴィッツ
- 1956年 (第6回): ズデニェク・コシュラー
- 1957年 (第7回): ジャン・ラピエール
- 1958年 (第8回): マルティン・トゥルノフスキー
- 1959年 (第9回): 小澤征爾
- 1960年 (第10回): ポール・イェルゲンセン
- 1961年 (第11回): ピエール・エトゥ
- 1962年 (第12回): ミシェル・プラッソン
- 1963年 (第13回): アロワ・シュプリンガー
- 1964年 (第14回): エミル・シモン
- 1965年 (第15回): ズデニェク・マーカル
- 1966年 (第16回): (該当者なし)
- 1967年 (第17回): ユバル・ザリウ
- 1968年 (第18回): ヘスス・ロペス=コボスとフィリップ・ベンダー
- 1969年 (第19回): (該当者なし)
- 1970年 (第20回): ステファン・カルドン
- 1971年 (第21回): (該当者なし)
- 1972年 (第22回): ジャック・メルシエ
- 1973年 (第23回): (該当者なし)
- 1974年 (第24回): アレックス・フェーロ
- 1975年 (第25回): マルク・スーストロ
- 1976年 (第26回): パトリック・ジューゾー
- 1977年 (第27回): タマーシュ・コウトニクとアリ・ラハバリ
- 1978年 (第28回): ヨエル・レヴィ
- 1979年 (第29回): ドロン・サロモン
- 1980年 (第30回): ジョナサン・シアーズ
- 1981年 (第31回): フィリップ・カンブルラン
- 1982年 (第32回): 松尾葉子とオスモ・ヴァンスカ
- 1983年 (第33回): ミヒャエル・ツィルム
- 1984年 (第34回): ヴォルフガング・デーナー
- 1985年 (第35回): 葉詠詩
- 1986年 (第36回): ジル・オージェ
- 1987年 (第37回): ニコラ・パスケ
- 1988年 (第38回): 呂紹嘉
- 1989年 (第39回): クリストファー・ゲイフォードと佐渡裕
- 1990年 (第40回): 沼尻竜典
- 1991年 (第41回): ジョージ・ペーリヴァニアン
- 1992年 (第42回): トマソ・プラチディ
- 1993年 (第43回): シルヴィア・マッサレッリと曽我大介
- 1995年 (第44回): 阪哲朗
- 1997年 (第45回): マルコ・パリゾット
- 1999年 (第46回): アルヴァロ・アルビアク=フェルナンデス
- 2001年 (第47回): 下野竜也
- 2003年 (第48回): (該当者なし)
- 2005年 (第49回): ライオネル・ブランギエ
- 2007年 (第50回): ダレル・アン
- 2009年 (第51回): 山田和樹
- 2011年 (第52回): 垣内悠希
- 2013年 (第53回): 吳曜宇
- 2015年 (第54回): ジョナサン・ヘイワード
- 2017年 (第55回): ベン・グラスバーグ
- 2019年 (第56回): 沖澤のどか
SNSの反応は?
注目がとても高かったようです。
でも、沖澤のどかさんを今回のニュースで初めて知った人も多かったようです。
やはり、世界的に評価の高いブザンソン国際若手指揮者コンクールの優勝は凄い快挙だったのが改めてわかります。
指揮者コンクールで日本人が優勝 - 仏ブザンソン国際(922 共同) 第56回ブザンソン国際若手指揮者コンクールの決勝が21日行われ、青森県三沢市出身の沖澤のどかさん(32)が優勝した。日本人の優勝は小澤征爾さんらに続き10人目。
— ヨーロッパ旅行✈情報部 (@euro_tour) September 21, 2019
指揮者 沖澤のどかインタビュー:https://t.co/ZWkJ0M14mN
優勝おめでとうございます!
— ひろち (@gustavcat3) September 22, 2019
オペラ好きという事なので、是非とも欧州の地方歌劇場で修行を積んで、立派なオペラ指揮者になり、いつか日本へ凱旋して下さい
一度は諦めかけた指揮者への道、巨匠ムーティからの「Be Yourself」を胸に進む――東京国際コンクールの覇者 沖澤のどか https://t.co/cQxmI8GWCI
素晴らしい!!!
— 辻本好美_BFO (@yoshimiTujimoto) September 22, 2019
おめでとう😊✨https://t.co/s2wGFj2uX9
まとめ
沖澤のどかさんは一度はあきらめかけた夢を諦めないで続けたことが今回の素晴らしい結果に結びついたそうです。
オペラ分野にも活躍の場所を広げているそうで、今後テレビや、ニュースでも紹介されることがあると思いますが、世界的な指揮者として世界中で活躍されることでしょう。
同じ日本人として誇らしいニュースを紹介しました。