レチノール、ナイアシンアミドと記載されているスキンケアアイテムを、一度は目にした方も多いのではないでしょうか。
最近は、ドラッグストアなどでもたくさん見かけますよね。
なんとなく、エイジングケアに良さそうだなとは思いつつも、実際の効果って何だろうと思っていました。
そこで今回は、巷で良く聞くレチノール、ナイアシンアミド配合アイテムは、どんな効果が期待できるのかなどを調べました。
よかったら、化粧品選びの参考にしてくださいね!
シワ改善効果があるって本当?!
レチノール、ナイアシンアミドは、ともに日本でシワ改善効果が認められている成分だそうです。
また、それぞれの作用は異なるものの、美白効果も期待できるとか。
そしてなんと、レチノールとナイアシンアミドは、併用しても相性が良いなどの情報も出てきましたよ。
気になる部位や、肌の状態に合わせて使い分けるなんて事もできるそうです。
シワ気善や美白などのエイジングケアができるなら、やはり使ってみたくなりますよね!
まずは、それぞれの成分について調べた事をご紹介しますね。
レチノールとは
レチノールとは、ビタミンAの一種だそうです。
肌のターンオーバーを促進し、シワやタルミ、ニキビ跡にもアプローチして美肌へと導く効果が期待できるそうです。
美肌には欠かせない表皮のヒアルロン酸を再生して水分量を増やしたり、コラーゲンの生成も促進するとか。
化粧水や、アイクリームなどに配合されているものも多く、市販品は、ドラッグストアなどでも気軽に手に入るようですね。
レチノール化粧品には濃度がある?!
レチノール化粧品は濃度が様々で、改善したい症状や、肌の状態によって使い分ける事ができるそうです。
例えば、色素沈着のケアや、シワ改善といった効果を期待するのであれば、目安として0.25%~2%のレチノール濃度がおすすめみたいですよ。
濃度が高くなるにつれて、レチノイド反応といって患部が赤くなったり、かゆみや乾燥する事があるようです。
これは、肌のターンオーバーを促す事によって起きる反応だそうです。
角質の排出が活発に行われる事によって、皮むけが生じるとか。
角質がはがれるので、肌は通常時と比べてバリア機能が低下するらしいのです。
これにより、刺激を受けやすくなったり、赤みや乾燥、かゆみなどを感じやすくなったりするそうですよ。
こういった反応が起こる可能性を視野に入れておくと、びっくりする事もないかもしれませんね。
レチノール化粧品を使用するにあたり、肌が敏感傾向にある方は、念のため使用前に医師や薬剤師に相談してから使用するのも良いそうですよ。
続いて、ナイアシンアミドについても調べました。
ナイアシンアミドとは
ナイアシンアミドとは、ビタミンB群の一種だそうです。
シワ改善や、シミ予防、肌荒れも予防してくれるという、こちらも美肌効果としてマルチに活躍してくれる成分だとか。
たくさんの美肌効果が期待できるのは、嬉しいですよね。
こちらは肌への作用が比較的較的穏やかで、肌質をあまり気にせず使用できるそうです。
セラミドの合成を促し、肌のバリア機能も高めてくれる成分のようですね。
レチノールとナイアシンアミド どっちが良い?
シワ改善という大きなくくりとしては、レチノールとナイアシンアミドともに、真皮層のコラーゲンやエラスチンの産生という点で同じ働きをするそうです。
しかし、美白作用の働きは、それぞれ違うようですね。
レチノールは、肌のターンオーバーを促す事によって、シミの原因となるメラニン色素が肌の外に排出されるよう促すそうです。
一方でナイアシンアミドは、メラニン色素が作られる過程で、それを予防する効果が期待できるとか。
また、レチノールとナイアシンアミドは相性が良いという情報も出て来ました。
ナイアシンアミドを先に使用する事により、肌のバリア機能を高める事ができるとか。
その後レチノールを使用すると、先ほど紹介したレチノイド反応を軽減する効果が期待できるそうです。
まとめ
レチノールとナイアシンアミドは、シワ改善や美白などのエイジングケア効果が期待でき、それぞれの特徴や、メリットがあることが分かりました。
また、どちらか一方しか使用できないわけではなく、相性が良い、併用できるとは驚きでした。
肌が弱い方やレチノイド反応が気になる方は、ナイアシンアミド配合のスキンケアアイテムから試してみても良いかもしれませんね。
ちなみに筆者は、敏感肌で、あまり使用できるエイジングケアアイテムが少ないのですが、ナイアシンアミド配合のアイクリームを使用しています。
今回調べた事で、レチノールに濃度がある事を初めて知ったので、刺激の弱そうなものから試してみるのも良いなと思いました。
自分の肌に合う化粧品に出会うと嬉しいですよね。
少しでも化粧品選びの参考になれば幸いです。