普段何気なく、正月とか、元旦、元日という言葉を使っていました。
ふと、気になって元日について調べてみたら、まだ知らないことや気になることがたくさんありました。
- 元旦と元日の違いは何ですか?
- 元日はなぜ休みなのですか?
- 元日に食べるものはどうして決まったのでしょうか?
このブログでは、そんな元日に関する気になったことを調査してみました。
3つのトピックに分けて、元日の意味や由来、歴史や文化を紹介します。
元日についてもっと知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
新しい発見があるかもしれませんよ!
元 日 と は
元日とは、一年の最初の日である1月1日のことです。元という字には「一番初め」という意味があり、年の始まりの日を表しています。
そして元日は、祝日法によって制定された国民の祝日でもあります。
元日の朝のことを特に元旦ということもありますが、本来は「旦」は「朝・夜明け」の意味で、「元旦」は「元日の朝」を指すとされています。
しかし、現代では「元旦」と「元日」はほぼ同じ意味で使われることが多いです。
元日には、宮中では四方拝の儀が行われ、民間では初詣でや屠蘇などの正月の行事が行われます。
郵便局では年賀はがきの配達出発式が行われたり、ウィーンではウィーンフィル・ニューイヤーコンサートが開催されたりするなど、世界各地で様々な新年を祝う風習があります。
元日は、新しい年に向けて希望や決意を抱く大切な日です。
あなたはどんな一年にしたいですか?
元旦とは、一年の最初の日である1月1日の朝のことを言います。
元旦は、日の出から11時59分までとされています。
元日とは、1月1日の丸一日のことを言います。
元旦と元日は、漢字の違いからもわかるように、意味が異なります。
元旦は「一番初めの朝」という意味で、元日は「一番初めの日」という意味です。
年賀状を書くときには、「元旦」や「元日」という言葉を使いますが、注意しなければならないことがあります。
1月1日に到着しない可能性がある場合は、「元旦」「元日」という言葉は使えません。
その場合は、「1月吉日」「お正月」「新春」などと書きましょう。
元旦は、新しい年に向けて希望や決意を抱く大切な日です。
元日はなぜ休みなのですか?
元日は、一年の最初の日である1月1日のことです。
元日は、祝日法によって制定された国民の祝日でもあります。
祝日法では、元日は「年のはじめを祝う」ことが趣旨とされています。
元日が休みになった理由は、宮中で行われる四方拝という儀式に由来しています。
四方拝とは、天皇が1月1日の朝に天地四方の神を拝む儀式で、その年の国家・国民の安寧や豊作を祈願するものです。
四方拝は平安時代から宮中行事として行われており、一年の中でも重要な儀式でした。
そのため、四方拝が行われる1月1日は休みになっていました。
戦後になって祝日法が施行されたときに、四方拝が元日という名前で正式な祝日として規定されました。
その際に、「年のはじめを祝う」という趣旨が付け加えられました。
元日は、宮中で行われる古くからの儀式と、新しい年を祝う意味合いを併せ持つ特別な日です。
あなたはどんな元日を過ごしますか?
元日に食べるものと言えば、おせち料理や雑煮が有名ですね。
これらの食べ物には、古くから伝わる意味や由来があります。
おせち料理は、「御節供(おせちく)」という言葉が略されたものです。
御節供とは、元日だけではなく、季節の変わり目などの祝い事をする日に神様にお供えした食事のことです。
そのお供え物を家族で分け合って食べることで、神様のご加護をいただくと信じられていました。
おせち料理は保存がきくように工夫されているので、元日は火を使わずに済むという利点もありました。
雑煮は、お供えした餅を汁に入れて食べるものです。
餅は収穫した穀物をついて作るので、豊作や繁栄を象徴する食べ物とされています。
餅は伸びる性質があるので、長寿や健康を願う意味もあります。
雑煮の具材や味付けは地域によってさまざまですが、それぞれに縁起の良いものを選んでいます。
元日は、新しい年に向けて幸せや豊かさを願う大切な日です。