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鏡開きに由来する食べ物は「おもちが入った雑煮」だった!もう1つの由来とは?

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鏡開きに由来する食べ物は「おもちが入った雑煮」だった!もう1つの由来とは?

毎年、何気なく耳にする言葉に「鏡開き」があります。

本記事では、鏡開きに由来する食べ物についてのお話。

実は、鏡開きには2つの由来が存在しますので、両方ご紹介したいと思います。

慌ただしくなりだす年末年始、ぜひ鏡開きも頭の中に入れておきたいものですね。

 

 

鏡開きに由来する食べ物は?

鏡開きに由来する食べ物は?

鏡開きというと、玄関や仏壇に飾ってあった硬くなったおもちを食べることを言う人もいると思います。

この考え方も全く間違っていません。

そんな硬いおもちを食べるというイメージの鏡開きの由来の食べ物は「おもちが入った雑煮」です。

 

そもそもおもちを備えるという風習は、武士の時代から存在したと言われています。

武士の時代には、娘が防具などにおもちを備えていたのだそう。

そして、お正月を過ぎると皆で備えてあったおもちを雑煮の中に入れて食べていました。

しかし、硬いおもちを「割る」ということは武士によってあまり縁起の良い言葉ではありません。

「割る」や「切る」という言葉は、切腹など戦に敗れるイメージがあるので「おもちを割って家族に食べさせる」という言葉は使われていなかったのです。

そこで、雑煮で食べる時にはおもちを切らずに食べ、さらに縁起の良い言葉をあてはめて鏡開きと言うようになったと言われています。

武士の人たちは、おもちを切らずに食べることで、家族が無病息災で安全に暮らせるように願っていたということですね。

 

鏡開きにはもう1つ由来があった!

実は、鏡開きにはもう1つ由来が存在します!

それは、戦前に武士達が士気を高めるために酒樽を割ることだったというもの。

戦が始まると、農民達も戦に参戦しなければいけませんでしたから、どうしても気分が落ち込みます。

そこで、戦に参戦する人たちの気分を少しでも明るく前向きにするために酒樽を割ったことが、お正月の鏡開きにも繋がり、お正月になると酒樽を割るという習慣があるようです。

 

鏡開きのおもちはどうする?簡単なオススメレシピはこれ!

鏡開きをした後のおもちって、皆さんどうやって食べられていますか?

「こんな硬いおもち、どうすることもできない」と、何カ月もそのまま放置していませんか?

硬くなったおもちは、由来通り雑煮の中に入れてしまうのも良いですが、今はもっと楽しい食べ方があるのでご紹介します!

 

・おかきにする!

鏡開きで使ったおもりをハンマーなどで細かく砕きます。

その後、油でジュワッと揚げてください。

すると、おもちが膨らんで周りがほんのりと色づき始めます。

「もうこれ以上膨らみません!」となった所で、油から出し、油をきります。

食べる時には塩を振って食べれば美味しいおかきの出来上がり!

我が家はいつでもこの方法で鏡開きのおもちを美味しくいただいております。

お菓子に変わるので、あんなに食べ飽きたはずのおもちも美味しく感じ、一瞬でなくなります!

 

・ぜんざいの中に入れる

冬と言えば、やはりぜんざいを食べたいもの!

あずきは体にも良いので、ぜんざいで温まりながら美味しく鏡開きをいただきましょう。

作り方は至って簡単です。

お湯の中に市販のつぶあんを入れ、塩を入れて少し味を調えます。

そして、鏡開きのおもちを砕いてトースターでぷっくり焼いたらお椀に入れ、先ほど作ったつぶあんを入れたら完成です!

トースターでおもちを焼いておくことで、ぜんざいにした時に外はパリッとしているけど中がフワフワのおもちになって美味しいですよ!

すぐ食べないと外側のパリパリはなくなりますが・・・

 

・ドーナツに大変身!

鏡開きで使用したおもちはドーナツにすることもできます。

しかもめちゃくちゃ簡単で美味しい♪

おもちをこまかく切ったら、ヒタヒタになるくらいの牛乳を入れて電子レンジでチンします。

大体、100gくらいのおもちに対して牛乳100ccくらいで、電子レンジで4分くらいチンするとおもちがフワフワになりますよ。

次に、熱い内におもちと牛乳を混ぜ合わせ、その中にホットケーキミックスを入れます。

ホットケーキミックスは、1袋(150g)を入れてみて、それでもひと塊にならない場合は更にホットケーキミックスを足してもいいですし、お好きな粉類を足してもOK!

ドーナツ状に形を整えたり、ボール状にしたら、油で揚げて美味しいきつね色になれば完成です♪

我が家は、この出来たドーナツに少しチョコレートを垂らして食べるのが大好き!

ぜひ挑戦してみてください。

 

まとめ

鏡開きに由来する食べ物は、おもちが入った雑煮でしたね。

武士の人たちは、割る・切るという言葉が縁起が悪いと考え、鏡開きで使用したおもちを切ることなくそのまま雑煮の中に入れて食べていたそうです。

今の時代は、雑煮として食べなくてもおかきやぜんざい、ドーナツなどがあります!

このようにお菓子感覚にアレンジすると、あっという間になくなるので試してみてはいかがでしょうか!?

 

ブログ後記

年々一年がすぎるのがメチャクチャ早くなっています。

それとともに、日本の行事やしきたりが少しずつ気になるようになってきました。

初詣、七草粥、鏡開きなど、小さい時から普通にしてきたことって昔の人たちの知恵というか工夫があることに気づくことが多いです。

 

鏡開きは武士の人たちの考え方が今でも続いていることがわかってとてもスッキリした気持ちになりました。

 

最近は、鏡開きするようなお餅を飾らないですが、美味しくぜんざいにして美味しくお餅をいただきます。