洗顔は低刺激なものからスクラブ入りの少し刺激が強めのものまで、沢山の種類がありますね。
特にスクラブ入りの洗顔が目に誤って入ってしまったばっかりに、目が痛すぎて眼科を受診する方もいるほどです。
誤って洗顔が入った時に一番最初に行うことと言えば「流水で洗い流す」ですが・・・
正しい効果的な流し方はご存知でしょうか?
ここでは、流水での洗い方のポイントを説明します。
洗顔が目に入って充血している時の対処法
洗顔が目に入ってしまうと、目がじんわりと痛みを感じて充血することがありますよね。
普通なら、涙が出てきて異物が取り除かれて痛みが取れるものですが、充血して痛みが取れないということもあります。
そんな時には、すみやかに水道水で目を綺麗に洗ってみることが大切。
では、正しく流水を使って洗う方法は?
早速やり方を説明します。
手のひらを使ってまばたきしよう
流水を使って目を洗う時には、手のひらに水を溜めて目を洗います。
手のひらに水が溜まったら、痛みで充血している方の目を溜まった水の中に入れて、数回まばたきしてみてください。
まばたきしていると、少しずつ水が減ってきてしまうので、その都度新しい水いかえてくださいね。
もし、アイカップを持っているのなら、アイカップを利用するのも手です。
アイカップの中に水を溜めて、目に当ててまばたきすれば水が流れ落ちることなく何度もまばたきをすることができますよ!
人工涙液がある場合は絶対に使おう
「以前眼科でもらって人工涙液がある」という方は、目を洗う時にもこちらを利用してみてください。
人間の涙の成分と同じように作られているので、水道水よりも安全に目を洗うことができます。
そもそも、水道水で洗うというのは一般的な汚れを落とす方法ですが、水道水に含まれる塩素はドライアイになりやすかったり、大切な涙の成分まで洗い落としてしまったりと少しデメリットもあるものです。
そこで、人工涙液を使えば、このようなデメリットが解消されるのでオススメなのです。
洗った後は目薬をさそう
目が充血するほど痛みを感じて、目を洗った後は目の中がまだ炎症している可能性があります。
だから、市販の目薬でOKなので目薬をさして様子をみるようにしてくださいね。
目に石鹸が入ってゴロゴロしている時の対処法は?
目に石鹸が入ってゴロゴロと違和感がある時。
違和感があるということは、目の中に異物が残っているという証拠ですよね。
実際、最近のスクラブは粒子が大きくないため流水で洗ってもなかなか出てくることが出来ずに瞼の裏に張り付いたまま出てこれないなんてこともあるようです。
このようなゴロゴロ感がある場合はどうやって対処したら良いのでしょうか?
結論から言うと、まずは充血した時と同じように流水や人工涙液で目を洗ってください。
それでも異物が出てこない場合は、速やかに眼科を受診することをおすすめします。
眼科ではどうやってゴロゴロ(異物)を除去するの?
では、眼科を受診するとどのような処理をしていただけるのか?
結論から言うと、眼科ではピンセットや針を使ってゴロゴロしている異物を取り除いてくれるそうです。
なんか、想像すると痛いような気もしますが・・・
取れない異物をそのまま放置していたら、どんどん目が傷ついてしまうので早めに処置をお願いするのが賢明ですね!
また、眼科で処置をしてもらった後は炎症している部分を静めるためにも4.5日程度の点眼薬が処方されるようです。
さすが眼科!処置後の目のケアまでちゃんとしていただけるのですね!
※参考資料→https://medical.jiji.com/topics/225?page=2
洗顔する時は目の周りを慎重に!
洗顔する時って、どうしてもアイライナーやアイシャドーを綺麗に落としたくて目の周りを念入りにしてしまうもの。
しかし、洗顔の種類によっては目の中に異物が入ると眼科にいかなければ処置できない事態になってしまうこともあります。
そのため、洗顔をする時には目の周りは優しく慎重に洗いたいものですね。
特にスクラブ洗顔では目の周りは出来るだけ避けて洗うことが大切だと思います。
洗顔やクレンジングを選ぶ時には、人間の体温でスルリと汚れが落ちてしまうクレンジングバームやW洗顔が不要なものを選んで目を大切に守っていきたいですね。
まとめ
目が充血していたり異物が入ったままでゴロゴロ感が抜けない場合は、まず目を洗うことから始めましょう。
目を洗う時には、自宅にあるなら人工涙液を使ってください。
人工涙液がない場合は水道水を手にすくって目を何度もまばたきしてみてくださいね。
それでも異物が除去できなかったり違和感や傷みを感じる場合は、速やかに眼科を受診するようにしてください。
また、眼科を受診しなくても良かった場合でも、目をケアするために点眼薬をさしておくことをおすすめします。
洗顔をする時には、出来るだけ目を刺激しないように慎重に洗うことがポイントですね!